CKUのつづきです。
3日目の朝、すべての人が広いホールに集まってSTACY JULIAN(SIMPLE SCRAP....でおなじみの)をお迎えして、「色」に関してのクラスがありました。
色・・・色・・・
そうなんです。わたしは個人的に、「ステキなスクラップブックの作品を作る」には(もちろん愛情が一番ですが!)最新の技術、道具や材料よりも「色」がポイントだと思うんです。
色々な作品を見ていて、「あ、これいいなあ」とぱっと目がいくのは「色使い」がまとまっていてステキなことが多いんです。逆に、とても凝っているのにぱっとしない・・・・・まとまりがない・・・と言う時は、異なったトーンの色を使いすぎていることが多いのかなとも思います。
また、あるときは「こんなに色々なパターンを使っているのにうるさくない!すごい!」と感動する作品に出会うことがあります。やっぱり鍵は「色」なんですよね・・・。
さて、それまではクラスに分かれていたので、全員集合してみると「こんなにおおいのか!!」と驚きました。何百人いたのかな・・・。この人たちが、レジスターの日に、いっせいにCKUに申し込んで、あっという間にSOLD OUTになったのかと思うと、SBへの情熱になんだか感動するような・・怖いような・・・。
そんな中、突然UPS(?)宅急便の配達人姿でステージに現れたSTACY JULIAN!
本当に茶目っ気たっぷりの楽しい方でした。
彼女の色との出会いの話のあと、スライドを見ました。ただただ色々なものが音楽と共に出てくるスライドなんです。でも、色がとてもきれい。
重なっている食器、花束の中にひとつだけ違う色の花があったり、みずみずしい果物や、自然や人々・・本当にそれだけなんです。
でも、彼女はスライドを見せる前に「このクラスが終わってここから出て行くときには、「色」について違う見方をしてほしい。敏感になって感じて欲しい。そうすると、すべてが違う世界に見えるから!」と言っていた通り・・・・
スライドの後、私たちって、こんなに素晴らしい「色」に囲まれて生活しているんだ・・・!!と感じました。
ハッキリ言って、色の原理や理論についてはほとんどやっていないんです。少しはトーンについて「この系は春らしさを・・・」とか冊子を見ながら説明がありましたが、それよりも「感性」ですね。SBのヒントになるようなステキな色の組み合わせって、まわりにいくらでもあるんですね。
彼女も、食器やインテリアの雑誌からヒントを得る事がよくあると言っていました。なるほど・・・。
それ以来、子供たちの写真を撮る時に色に気をつけています。あんまり神経質になる必要もありませんが、確かにせっかくのよい表情の写真がとれたのなら、ステキにまとめたいですものね・・・。
ところでうちのSOFAは友達から買ったのですが、アメリカっぽい超大柄の花柄なんです・・・。(花柄はスキですが、これはかわいくはない!!)全体的にピンクなんですが、微妙に色々混じっていて。例えば、ここに青い服を着た息子とオレンジ色の服を着た娘が並んで写真を撮ると、もう訳が分からないほど色がありすぎて、うるさすぎてしまうんですよね。だから、シンプルにしたい時は、布をかけるとか、たまたまとって気に入ってしまったら白黒やセピアにしてしまうとレイアウトするときまとめやすくなります。
CK雑誌の作品を良く見ると、上手な方って写真の中の服の色や、背景の色、建物の色・・・などでペーパーのパターンや色を選んでいるんですよね。だから、写真をとるとき「色」のテーマをもっておけば、あとで作品にしやすいのでは・・・・と思います。
・・・・・と、今回はお見せするものも特になく、具体的に学んだ事もなかったのですが・・(すみません・・!)SBを色の感性という視点から学んだことはとても楽しく新鮮でした。
それでは・・・・また。今度は何にしようかな。