ジャーナル・・・・
最近しみじみと「作品が出来上がるまで待たずにどこかに書き残さなくては・・・!」と思っています。
というのも、子供の成長って本当に早くて、次々に「はじめての・・・」がでてきて、しまいにはできることが当たり前になってしまうんですよね。
期間限定(?)のかわいい行動も、そのときは感動するのですが、すぐにやらなくなってしまうと結構忘れてしまったりとか。
最近、近所の友達の赤ちゃんの話を聞いて、特にそう思ったんです。
「うちの子、一日中べろべろ舌を出してるの~!」とか「うつぶせでバタバタ飛行機みたいなかっこうで・・・」とか、そんなことを聞いていると、「ああ、そういえばうちの子もやっていたなあ・・・!」と思い出すことがあります。結構忘れてしまっているものですね。
ところで、私は本屋に行くのが大好きで子供を連れて行きます。そこにトーマスで遊べるところがあって、子供が遊んでいる間に親は同じ場所に本を持ち込んで読んでもいいんです。私?もちろん、最新のスクラップブックの本や雑誌をすべて持ち込んで読みあさっています(笑)!!
そこで、かなりの数の雑誌を今までに読んできたのですが、最初の頃は、作品を見て「かわいいな・・」とか、「このIDEAいいな・・」とか見ていたんです。でも、いつごろからか作品の中の小さい字のジャーナルを読むのが楽しくなって、今では、人のジャーナルを読みあさっています(笑)。
中にはCUTE!なもの、心あたたまる言葉、また涙が出てしまうような悲しいものもあります。そのなかで、意外に私が一番「ん~これだ!!」と感動した作品があるんです。
作品は、結構シンプル。幼い子供が庭にいる大きな写真。うん、かわいいレイアウト!と見ていると、真ん中辺に大きな「4」の数字。・・・・・4?なんだろう。4月?でも夏っぽい。4歳には見えないし・・・。とジャーナルを読むと・・・(って、虫眼鏡がほしいぐらいの小さい文字ですけど・・)
お母さんが、こう書いているんです。(正確な文章はもちろん覚えていませんが、こんな感じでした。)
「4時。お昼ねさせるにはもう遅いけど、夕飯の準備にはまだ早い・・。子供(1歳半か2歳でしょう)もわたしも疲れてきて・・でもパパが帰ってきて私たちをレスキューしてくれるまであと2時間・・・。そこで、今日はとってもいいIDEAが!お庭のホースで水遊び!お水で遊ぶのが大好きなうちの子は大喜び!われながらいいIDEAだった。今日はこのIDEAに救われた!」
見たいな感じで、もう一度写真を見てみると男の子が嬉しそうにホースを持っているんです。
なるほど・・・、4時の4だったんだ。
すごく共感を覚えたのはもちろんですが(4時・・。まさに半端な時間!疲れてきたけどもう一仕事・・)なんでもない平凡なことだけど、この時期の母親の思いや生活がとってもありのまま書かれていること、そんな小さなことを取り上げてステキな作品を作っている事・・・・それで、感動してしまったわけです。
これが今の毎日なのに、きっと子供が大きくなって生活が変わったら、忘れてしまうでしょう・・きっと。このジャーナルこそいつの日か読み返して「ああ、こういうときあったなあ!!」と昨日の事のように思い出せるのだとおもいます。
言葉をかえれば、こういう小さな毎日の思いや出来事って、残せば「懐かしいな~」とじーんとくるけど、残さなければ完全に忘れてしまえることでもあるんですよね・・・。
ご飯をヒトリで食べ始めた時の事、はいはいし始めた時、動物園に行ったこと、運動会・・・本当にどれもかわいくて残したい思い出ばかりです。でもこの「4時」のジャーナルを読んだときから、「なんでもない今の一日」(何にも特別な事がない記念日?ですね)を残しておく事が結構貴重かな、と思うようになりました。
イベントの事はきっと後で思い出すこともあると思いますが、例えば子育てに追われて自分の時間がなかなか見つからない!・・・でも、いざひとりの時間をもらってみたら何だか静かで物足りなくて、子供のことを結局考えていた・・・みたいなことってきっと今だけですものね。妊婦の時本当にいろんな心配があって、毎日考えていたのに、今覚えていないですもん。(笑)
そのころのジャーナルを読むと(スクラップブックじゃないんですけど)、「胎動が激しくて寝られない!そんなに蹴らないで~と思っていたのに、いざ急におとなしくなったら、今度は赤ちゃんが元気なのか心配になってきてまたまた眠れない~」(後で読むと笑えるけど、そのときはかなり真剣なんです!)とか・・・・本当に「読むまでそんな事忘れてた~、あったなあ、そんな事!」という記録が結構面白いんですよね。
ところで最近、「これは自分の所有物」という考え方が強くなってきた息子と娘。毎日「MINE!」「NO!MINE!!」マイン、マイン・・・・・・の日々で、何度シェアするように言っても難しいんです。ちょっとうんざりしてますが、これを今度SBにしようと思っています。母の思いを読んで、いつか子供たちはどんな反応をするかしら?ふふふ。またか・・・と疲れながらも、「こんな風にいっちょまえに自己主張するほど、大きくなったんだなあ・・・」なんてちょっと可笑しいと思っていたこと、いつか教えてあげよう!
なんだか長くなりましたけど、ジャーナルについて、結構あるんですよね・・・思うこと。またパート2として今度書きます。